A
■ 「秋バテ」とは? 夏から秋にかけての季節の変わり目に生じるさまざまな不調は、一般的に「秋バテ」と呼ばれています。夏の疲れや、昼と夜との寒暖差が大きくなることで生じる不調をさします。
■ 秋バテの原因は?
- ●自律神経の乱れ
自律神経には環境の変化に体を適応させる働きもあります。暑い日や、急激に気温が低下する日、昼と夜の寒暖差などと環境が揺らぐのも季節の変わり目の特徴です。
自律神経が乱れてさまざまな身体的・精神的不調を引き起こす要因の一つになると考えられます。 - ●栄養の偏り
主に夏の食生活によって引き起こされ、タンパク質、ビタミンB群、ミネラルなどが不足し疲労倦怠を訴えることになります。
タンパク質の不足が続くと、セロトニン、ドーパミン、メラトニンの分泌が滞り、抑うつ感、イライラ、やる気、集中力の低下、不眠などに繋がると考えられます。 - ●消化機能の低下
暑さで冷たいものを摂り過ぎると胃腸が冷え、消化器系の働きが滞りやすくなります。
食欲がなくなり、栄養を十分に摂ることができず、疲労倦怠感が起こると考えられます。