漢方薬は、「体質改善」に役立ちます。
単に症状を鎮静するのではなく、からだの器官一つ一つの働きを正常な状態に戻し、全体のバランスを整えていきます。それによって人間本来が持っている自然治癒力を高め、症状をなくしていくのです。
「漢方は病気ではなく人を治す」という言葉が、漢方の性格を端的に表しています。
生活習慣病や慢性病、アレルギー、不定愁訴などが西洋医学で改善しにくいのは、これらの病気が複数の、長年積み重ねられた悪因から発しているからです。
からだの総合的な改善をはかる漢方こそが、着実な効果を発揮しています。
簡単に服用できる錠剤やドリンク状の漢方薬、いわゆるエキス製剤が主流の中、タキザワ漢方廠はあえて煎薬を提唱しています。
漢方は、水から煎じだして服用するのが最も効果的だからです。
水から煎じると、天然物である生薬の複雑な成分が残らず抽出され、それを服用することによって破壊されていない、活きた成分を吸収することができるのです。
また、点滴の例からもわかるように、液体に溶け込んだ成分が体内に最も吸収されやすいということも、煎薬の利点の一つです。
「煎薬が一番効果的と言われても、煎じる手間が…」というお客さまの声にお応えして、タキザワ漢方廠は「ティーバッグ式漢方煎薬」を開発しました。
これまでの繁雑さが一挙に省け、「お客さまにお勧めしやすい」とお店の先生方に好評です。
1包1日分(添付文書の【用法・容量】を守って服用してください)
耐熱容器にお水400mlと漢方薬1袋を入れ、レンジで10分(600W)温めます。 ※電子レンジ加熱直後は熱くなっていますので、やけどに気を付けてください。
土瓶・土鍋で煎じる場合は、水400mlを使い、1包(和紙袋)を土瓶に入れ煎じます。(煎じ終わったら和紙袋を取り出す。)
- 熱いのでやけどをしないように気を付けて飲みましょう。
- 煎じ薬は腐敗しやすいので、冷暗所又は冷蔵庫等に保管し、服用時に再加熱して服用してください。
- 飲んだあとに、下痢、吐き気などの症状(瞑眩)が表れたときは飲むのをやめてください。
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瞑眩 とは・・・ - 病気が改善していくときに現れる良性の反応のことです。ただ、副作用か瞑眩であるかどうかの判断は難しいと思いますので、なんらかの症状が現れたらご連絡ください。